工学部YUnet利用ガイドラインと利用方法/山形大学工学部学術情報基盤センター

はじめに

工学部内で通信・情報ネットワーク(YUnet)を利用するときのガイドラインと利用方法について示します. 部屋に設置された情報コンセント(LANポート)の配下の接続については、部屋の管理者の責任のもと,以下のガイドラインと利用方法に従って,YUnetをご利用ください.

ガイドライン

利用目的

YUnetは,教育、研究及びそれらを支援する業務並びに事務用にのみ利用できます.営利目的での利用はできません. 山形大学通信・情報ネットワーク管理運用に関する規程により,

YUnetは、教育、研究及びそれらを支援する業務並びに事務用以外の目的で利用してはならない。
と定められております.また,上流ネットワークである「国立情報学研究所学術情報ネットワーク」の加入規定より,
営利を目的とした利用を行わないこと
になっております.

利用者

学生・研究生・教職員(非常勤職員含む)・研究員など本学の構成員です.学術情報基盤センターより教育用アカウント(WebClass)が付与されている方は,ネットワークを利用できます. 詳細は,「山形大学工学部学術情報基盤センターのライセンス契約について」を見てください. なお,2021年1月19日の運営会議の決定により,米沢キャンパスの事業所では称号付与者のネットワーク利用はできなりました.

学会(本学が主催または共催)などでゲスト利用が必要な場合は,ゲスト用無線LANネットワーク(YUNET_GUEST)利用できます. センターまで問い合わせいただきますようお願いします.

その他の事項

その他の事項は,山形大学通信・情報ネットワーク管理運用に関する規程をベースに,国立大学法人法や各種法令に遵守するように利用してください.

山形大学通信・情報ネットワーク(YUnet)への接続申請書の提出

山形大学工学部内では2007年にDHCP化を行い,利用者の端末は,YUnetに自動接続できます. 自動接続後,ユーザ認証により利用者を特定し,本学全体として安全性を確保しております. 端末の異常通信の発生やウィルス感染時には,全体の安全性を優先するために,ユーザアカウントを元にYUnetおよび本学情報サービスから端末を切り離します. このとき,利用者の連絡をスムーズに実施するために,山形大学通信・情報ネットワークへの接続申請書(接続申請書)の提出をお願いしております. 接続申請書が未提出の方は工学部学術情報基盤センターまでご提出いただけますようお願いいたします. 山形大学通信・情報ネットワークへの接続申請書は下記のリストからダウンロードしてください.

ウィルススキャンソフトウェアの選び方は,化学・バイオ工学科 情報処理概論のページも参考にしてください.

WiFiルータやブロードバンドルータの利用時の注意

WiFiルータの利用して,見掛け上,利用者認証数を減らすことができます。認証ライセンスでは、マルチプレキシングが禁止されております。 YUnetに接続されたWiFiルータに接続できる利用者端末は、ガイドラインの利用者の条件を満たすようにしてください。

利用方法

プロトコル

一般的なインターネットプロトコルが利用できます.IPプロトコルは,IP version 4とIP version 6に対応しております.

IPアドレスの割り当て

自動取得で割り当てられます.プリンターやファイルサーバなどで,固定IPが必要なときは,別途固定IPアドレス申請書を提出してください.

利用者認証について

定期的に利用者を特定するために,ウェブアクセス時にユーザー認証が要求されます.学術情報基盤センターから提供されている教育用アカウントのユーザ名とパスワードを入力してください. また,共有アカウントの利用は,原則,禁止されております.

トラブルシューティング

よくある問い合わせをウェブページにまとめております. 一度,そちらをご覧いただき,それでも不明な場合は,センターに問い合わせください.

禁止・注意事項

教育用アカウント未取得者の利用

教育用アカウント(WebClassのアカウント)を取得していない利用者がネットワークを利用することはできません. 工学部では学生・研究生・教職員(非常勤職員含む)・研究員など本学の構成員とみなされる方には教育用アカウントを発行しております. 教育用アカウントをお持ちでないかたは,学術情報基盤センターより教育用アカウントを取得してネットワークをご利用いただきますようお願いします. 詳細は,学術情報基盤センターに問い合わせいただきますようお願いします.

共有アカウントの利用

本学ではネットワーク認証の認証アカウントの発行に,ユーザCALのライセンスモデルを導入しております. その関係上,ユーザの数を把握する必要があり,共有アカウントは原則,禁止とします. 原則としているのは,研究室でブロードバンドルータなどを設置して,最初の利用者が認証したので,他の利用者は共有アカウントになるので,利用できないなどのケースを排除するためです. あくまで,ブロードバンドルータに接続された端末の利用者は,本学の教育用アカウントを取得している必要があります.

営利活動

本学のネットワークでは営利活動を実施することは禁止されております. 上流のインターネットサービスプロバイダーの加入規定でも,営利利用は禁止されております. また,認証システムのライセンスも教育機関向けのラインセスで構成されております. 一般に,教育機関向けライセンスでは営利活動は禁止されています. 客観的にみて,営利活動と捉えられるネットワークの利用はしないでください.

関連資料